朝の太極拳・コロナ時代の最適な日課

公園で2m以上の間隔を開けて、マスクをして無言で、緩やかに絶え間なく動く、その上、最も大切なバランス筋を徹底的に鍛える太極拳は、今の新型コロナウィルスのはびこる時代には、最適、いや必修ともいえる毎朝の運動です。
多くの人と、気と心を合わせて、同じように動くことで、愛情ホルモン「オキシトシン」も分泌され、何も話さなくても、笑顔で会釈をして、簡化24式の簡単な太極拳をゆっくりと行い、終われば、笑顔で会釈をして各自が帰っていきます。
こんなことができるのは、ラジオ体操か、太極拳ぐらいですが、太極拳は体操のように大きく体を動かすこともありません。
太極拳には、体操のように簡単に覚えることができる『雕架式(ちょうかしき」」というものがあり、緩やかな体操のようにすぐに覚えることができる方法もあります。

−太極拳も人気がある。 「中腰の姿勢で絶え間なく運動が続く太極拳は、足腰の筋力を鍛えることができる。バランス感覚を養いながら持久力と柔軟性が向上する。転倒予防にもなる」 −ヨガの魅力は。 「ずばり、リラックスできること。腹式呼吸は、休んだり、寝たりする時に働く副交感神経を活発化させる。そのため、深く呼吸しながら行うめい想は、脳を休ませてくれる。ヨガ独特のいろいろなポーズは体の普段動かさない部分を使うので柔軟性やバランス能力も身に付く」 −ピラティスの効果は。 「『運動してすっきりした』と実感できると思う。胸式呼吸で、行動する時に働く交感神経を活発にさせるので呼吸数や心拍数が上がる。筋肉のインナーマッスルに刺激を与えることで代謝や血流が良くなり、慢性疲労や冷え、むくみの改善も図れる」 −運動の注意点は。 「絶対に無理をしないこと。自分ができる範囲を笑顔で楽しむことが大切。体力の限界に挑戦するよりも、軽い運動を頻繁に継続して行う方が効果がある」

情報源: 健康維持法 北陸学院大・田辺教授に聞く 運動で心も豊かに:北陸中日新聞Web

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