太極拳でウエスト細く 半年で4センチ減、体重も減少|NIKKEI STYLE

太極拳は、全身への気勢の派生によって、多くの腰の状態が生まれます。
これは、全身の随意筋を使用しないで、生まれながらのバランス筋を対応するからであり、太極拳独特の特徴と言えます。
まずは、腰をやわらげる鬆腰、これは腰の周りを巡る経絡である帯脈がこの腰をやわらげていき、この帯脈が腰を柔らかく絞っていきます。
その他にも折腰といい、腰を前後にくびれさせていく勢いで、蹬脚や分脚がその代表的な型です。
股、拆腰は、腰をゼリーのように崩してしまい、上半身と下半身を完全に分離するという高度な勢いがあります。これも太極拳では多用します。これにより、腰の余分な固さやよどみがなくなり、それにより絞られる余地が増えます。
その他にも転腰は、腰によって転身する勢いですが、これはそのまま腰をくびれさせていきます。太極拳は十三勢と呼ばれるように、全て勢いですから、これらが全て、自然な人間の潜在意識に起こる勢いで為されますから、ウェストは細くなるのは当然です。
 男性でも中年になっても、お腹もぽっこり出るなどあり得ません。日本いやってきた太極拳の老師と言われる人がお腹がぽっこり出ているのを見たことがありますが、太極拳の高手であれば、お腹があのようになることはありません。
 今回の記事もこれを実証したものですが、香港には清朝が滅びた後の新生中国から、多くの太極拳や武術の使い手が逃げ込みました。台湾や中国本土では、武術排斥の政策が絶対で、詠春拳の創始者も、国民党の警察官でありながら台湾でなく、香港に逃げ込みました。
 この香港からの研究記事です。
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOUC056AZ0V00C22A1000000/?n_tw=1642230012

開始前のウエストサイズは平均で対照群は91.6cm、運動群は92.3cm、太極拳群は92.4cmだった。12週間後、運動も太極拳も行わなかった対照群はウエストサイズが増えたが、運動群と太極拳群は開始前に比べて減少。対照群と比べると、運動群は1.3cm、太極拳群は1.8cm減り、統計学的に有意に減少していた。介入から6カ月を過ぎた38週後でも2群のウエストサイズの減少は維持され、対照群に比べて運動群は3.6cm、太極拳群は4.3cm減っていた。

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